他人様の歌入れを担当するのは大変だ。
自分でOKを出せる人は別にイイのだが・・・
そうじゃない場合は非常に困る。
もっと良いテイクが録れるのか?
それともこれが限界なのか??
ヘタにアドバイスなんぞしようものなら
逆に混乱して変になってしまう。
細かい事を気にしだすと、ドツボにハマる。(笑)
オリジナルの場合、唄い方の見本がない。
言葉の乗せ方ひとつで、印象は変わる。
正解はない・・・良い感じで聴こえるかどうかだけだ。
この微妙な部分は、人それぞれ感覚が違う。
僕が何気なくやってる言葉の乗せ方は、
他の人にとっては非常に乗せにくいやり方だったりする。
僕は、このメロにこの言葉だとこれしかないでしょ~って思ってるけど、
それはひとつのパターンに過ぎない。
ある人にとっては、何故にこんな乗せ方するの!?って。(笑)
それは個性のひとつだから、押し付けるわけにはいかない。
僕の感覚を押し付けるくらいなら、僕が唄えばイイわけだ。
唄ってる本人がOKなら、OK!!
これしかない!!
音源を聴いて、普通に聴けるって事は実際歌は上手い。
音源を聴いて、ウマ~~!って思う場合はメチャメチャ上手い。
音源を聴いて、ヘタだなって思った場合は意外と普通だったりする。(笑)
音源にしちゃうと聴く方も冷静だし、誤魔化し効かないからね。
歌は、ピッチの正確さとか、リズムの正確さとかじゃないから。
それは大切なことだけど、もっと別の何かが必要なんだよね。
他人様の音源を聴いて、自分の方が上手く唄えると思ってる人
本当にたくさんいると思うんだ。
ところが、レコってみると意外と上手く唄えないものなんだよ。
唄ってる時、感覚的には見事に唄ってるんだけど、
実際は全然違う・・・何で?ってくらい違う・・・わけ。(笑)
そんなわけで、僕としてはヘタはヘタなりに工夫して、
まともに聴こえる唄い方を模索して今に至る。
間違っても、R&Bのような、もしくは演歌のような、
複雑な節回しは絶対にしない!!
理由は、そんなことしたらヘタさ丸出し(爆)
まぁ~、繊細な唄い方が出来る人は無骨な唄い方が出来ないわけで
あれもこれも全部出来なきゃいけないわけでもなし、
自分らしくあれ!って事ですかね。(笑)
で、話は戻って・・・他人様の歌を入れるってのは大変なのよ。
気も遣うし・・・いや、ほんと!!
そんなことより、機材を持ち運ぶ方が気が滅入るかも・・・。
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