正直、人前で芸などを披露したがるような性格ではない。
どちらかと言うと、そういうのは苦手なタイプだ。
何故なら、そういうのは非常に恥ずかしいからだ。
けして目立ちがり屋ではない。
そう、絶対にそういうタイプではないのだ。
小学生の頃、児童会長に立候補した。
いや、自ら望んでそんな事をしたわけではない。
ほら、よくあるじゃん、○○くんがイイと思いま～すとか言われて、
みんな賛成！みたいなやつ・・・。
で、全校生徒の前で演説するじゃん。
僕が児童会長になったら休み時間を長くする！
なんてアホアホな公約を立てたが見事に落選した。
当選する気は無かったが落選するってのはムカつくものだ。
だから、そういうタイプではないのだ。
中学生の頃、科学部（要するに部活してない奴の入る部）だったが
先輩がおまえ部長やれというので、勝手に新自由クラブと名付けて、
遊びクラブにしてしまった。（科学実験などしないでラジコン作ってた）
卒業写真撮る時に知らない部員がたくさんいて驚いた。
だから、そういうタイプではないのだ。
同じく中学生の頃、何故か新聞部に選ばれ（生徒会関係か？）
またしても先輩におまえが局長やれ！と言われ、
三面記事的な企画を立てて実行に移したら、
先生にふざけたことするな！としこたま怒られた。
だから、そういうタイプではないのだ。
高校生の頃、学祭で演劇があると必ず○○くんがイイと思いま～すとかで
なんで議長やってる僕の名前を言うんだよ！
それも二人劇選んでるんじゃねぇ～よ！
セリフ長すぎなんだよ！
だから、そういうタイプではないのだ。
高校生の頃、オリジナルの歌を１００曲近く作っていたが
恥ずかしくて誰にも披露する事はなかった。
自分の言葉を他人に披露するってのは、公衆の面前でチンチン見せる感覚に近い。
といえばわかるだろうか？
だから、そういうタイプではないのだ。
中途半端に目立ってるやつっているじゃん。
スゲ～目立ってるわけじゃないのに、微妙なところで目立ってるやつ。
髪型がスゲ～変だったのね。
ミーハーなもんだから、中学生の事はメッチャ長髪（ヒッピーか？）だったり、
ちょっとカマっぽい格好してたり・・・その格好で歩いてたわけ？みたいな。
高校生の頃は、熱中カットだったり、ロッド・スチュワートのつもりで髪立ててたり、
（ウッドペッカーみたいな髪と言われてたから、全然ロッド・スチュワートじゃないな）
レスリー・マッコーエンみたいな髪型してたり、TheB52’ｓみたいなちょび髭にしたり。
短大の頃は、赤フレームのメガネに赤いスラックスで、ちんどん屋か！？とか、
髪を赤や青や緑のメッシュにしてたりして、パンク野郎か！？とか、
見た目だけでいうと目立ちたがり屋？みたいな感じだったけど、
内面は全然そんな事なくて、恥ずかしくて目立つ事は出来ませんって感じだった。
なのに、どうしてステージに立っちゃったのか？
最初は無理やり、バックコーラスやれ！ってステージに上げられて・・・。
手持ち無沙汰なんでアコギ持ってステージに上がったのを覚えてる。
それで味をしめたのか？ワクワクするのもがあったのか？
よし！唄おうって思ったのだが、なんせ人前で唄った事などほぼないわけだ。
自慢じゃないが当時歌は相当ヘタだった。
なので、僕がVo担当するから！と言えるほど歌が上手いわけではないので
自分が作った歌なんで自分が唄うから！というスタンスだった。
要するにバックバンドを集めて、主役は僕だから・・・みたいな。
だって、この方法しか自分が唄う正当な理由が思いつかなかったわけ。
ちょっと図々しいんだけどね。
ステージに立つとわかるんだけど、スゲ～緊張するわけ。
要するに人前に立つと緊張するわけさ。
緊張しすぎて、プッツン来て、開き直って何かやってしまう感じなわけ。
もうどうでもイイわ！ってなるんだよね。
調子出るまではスゲ～イヤなんだよ、そういうの。
気持ちよくないわけさ。
自意識過剰なのかね？
若い頃と年取ってからじゃ、緊張の度合いが全然違って
若い頃は貧血起こしそうになってたからなぁ～。
唄いながら、ヤバイ！力が抜けて来た・・・
声を張らないように誤魔化しながら持ち堪えないと・・・みたいな。
必ず来るんだよ、前半に・・・持ち堪えると後は問題ないんだよね。
ウォーミングアップ不足のせいだったのか？
一度それを経験すると身体が覚えちゃうのか、また来た！また来た！と
ライブ毎に思ってた記憶があるよ。
２０代の頃の話だけどね。
だから、そういうタイプではないのだ。
今？？
今は絶対に演りたくない。
人前で芸をしてみせる？なんて冗談じゃない！！
こんな姿で演るなんて、ギャグとしか思えないからね。
重量オーバーでステージに立つ資格などありません。
別な意味で目立ちたくないよね。
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