別に作詞家ではないので、自分が唄う分しか作詞はしない。
間違っても詩人ではない。(笑)
作詞をしてて、ふと思う。
特にメロが先にある場合、言葉数も語呂も限られていて
そんな中でいったい何を表現できるというのだ?
といつも思うのだ。
なので、いつも何となく言葉を綴る。
メロに引っ張られるように言葉を綴る。
意味があってないような・・・意味がなくてあるような・・・。
それはイメージの断片。
ストーリー性のあるものを書ける時も稀にある。
それにしたって、イメージの断片に違いない。
足りない部分はリスナーの感性、想像力、体験に頼るしかない。
たぶん、僕がイメージしたモノとは違うものを
聴きながら組み立ててるに違いない。
自分なりのイメージ、物語を感じてくれれば言うことはない。
制限があるから、逆に割り切れる部分も多々ある。
乱暴なまでに割り切って、言葉を綴るしかないから。
メロディがあるから成り立っている。
詞は言葉だけだと弱すぎる。
綴った言葉に深い意味はたぶんない。
でも、深い意味がありそうな錯覚を覚えるときはあるよね。
歌は、たったワンフレーズの言葉だけで
共感してしまうような錯覚を与えることがある。
いや、歌に共感する場合のほとんどはワンフレーズに共感してる。
たぶん、そう・・・違うかな?
詞は目で読むより、耳で聴いた方が素敵なんだよね。
メロディの力とサウンドの力を借りて、言葉が耳から飛び込むと
魔法みたいに素敵に聴こえたりするもんなんだよ。
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