昔はね・・・そう、超若い頃はね、ひたすら唄いたかった。(笑)
バンドだろうが弾き語りだろうが、とにかく唄いたかった。
たぶん、そんな感じで歌を作っていた。
歌を作らないと唄えないし・・・って感じでだ。
ん?んん??
カヴァーすれば歌なんていくらでも唄えるじゃん!!
いや、その頃そんな発想なかった。(爆)
歌は自分で作って唄うものと思い込んでた。
それに当時はカラオケなるものはスナックにでも行かなければ無かった。
カラオケボックスなる便利なものは出来るのは、まだまだ先の事だった。
唄うだけならカラオケ行って唄えばイイじゃん!
つまり、そういうことだ。
他人様が作ったヒット曲をカラオケで唄えばイイだけなのさ。
1人で唄うのが寂しいのなら仲間と行けばイイ。
そう、それだけのことだ。
いや、違うんだ。
唄いたいってのは、人前で唄いたいとか、ステージで唄いたいとか、
そういう事ではないんだ。
たぶん、自分で作った歌を唄いたいんだよ。
つまりは、自分を観て欲しいんだよ。
こんな歌を唄ってる、こんな言葉を放ってる、こんな声で唄ってる。
そういう事を感じて欲しいから、自分で作って唄ってるんだ。
きっとそうだ。
16年前、ネット上に自分の音源を発表出来る場が出来た。
それまでは、自分の歌を披露するためにはライブをするしかなかった。
これは大きな出来事だった。
聴いてくれる人がいる。
評価してくる人がいる。
この事がどれだけ大きなモチベーションを与えてくれたか計り知れない。
ネットでの配信を16年も継続していると当然浮き沈みは何度もやって来る。
配信サイトも生まれては消えて、盛り上がっては消えて・・・。
当然モチベーションも上がっては落ちて・・・の繰り返し。
まだ続けているという事は、まだモチベーションも残っているって事だろう。
結構のところ、聴いてくれる人がまだ存在するって部分が
モチベーションを支えているんだろうね。
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