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アコースティック&コラボレーション音源、ライブビデオなどオリジナルの紹介



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親父の四十九日法要のため実家へ行ってきた。
祐也と二人でね。
お袋が法要のあとで挨拶したんだ。
本日はお忙しいところ・・・とね。
そして、最後にこう付け加えた。
息子がお父さんのために作った歌を披露するので
2次会は○○(スナック)でするのでよろしくお願います・・・みたいな。(笑)
おいおい、それがメインなのかい!?
別に唄いたいわけじゃないんだけど・・・。

一応、最低限の機材を用意はしていったのよ。
マイク、マイクスタンド、アコギ、ブルースハープ、それとHarmonyG。
使えるかどうかわからなかったけどね。
お店に入って、設備をチラチラとチェック!
マイクの入力端子が使えるのを確認して、いそいそと機材を運び込む。
いろいろと大変。(笑)
サウンドチェックが出来るわけでもなし、リハもできるわけでもなし、
モニターの返しがないので音は出てるんだけど、わけわからないのよね。
カラオケの機材に接続してるから、リバーブもボヨンボヨンで
こりゃ~ほんと唄い辛い・・・が、まだ音を出せるだけまだマシだ。
こんな時のために(ってどんな時だ?)マイPAも欲しいよなって思った。

みんな揃ったので、最初に唄ってしまうことに・・・。
人前で唄うのは何年ぶりだろう?
ましてや、弾き語りで唄うなんて20代前半以来だ。
まずは、「インディアンの羽飾り」から・・・。
FM北海道でこの曲が流れた時の親父とお袋のエピソードのMCをしてから
弾き語り音源と同じ感じで唄う。
ぶっちゃけHarmonyGのハモリがちゃんと効いてるかどうかもよくわからない。
そんな状況・・・(爆)
やっぱりモニターの返しがないとわけわかんない。
次にお袋のリクエストだった親父の歌「枯れていく命の切なさと」を・・・。
当然、唄う前に作った当時のエピソードをMCにする。
しぶとく生き延びたので”枯れない命のしぶとさと”だったとジョークは忘れない。
弾き語り音源と同じ感じで唄う。
唄い終わって、ふとみると・・・みんな泣いてるし・・・。
まぁ~これは泣ける歌詞だがら・・・。
お袋の歌は作ってないので、替わりに「ミツバとカイワレ」を最後に唄う。
”私、料理作らない~♪”って部分がお袋のイメージだからとMCしてね。(笑)
これで終わりにしようと思ったら、もう1曲というので「雨のハイウェイ」を唄った。
これ一度も練習してないんだけど・・・若い頃弾いて唄ってたから・・・。(爆)
唄ってる最中に他のお客さんが入ってきたので、唄い終わって終了。
やれやれ・・・とりあえず任務完了だ。

マスターが写真を撮ってくれたので載せておこうかね。
SN3E0006.jpg







出来は当然のことながら、全然良くないよ。
なんせ練習なんかしてないんだからね。
でも、お金取ってるわけじゃないし、親父のためというかお袋のためだからね。
やってあげることに意味があったわけだから。

やっぱり、ブルースハープがあるとイイものだよ。
雰囲気出るからね。
初めてこういうの聴く人は、新鮮だったみたい。
唄い込んでたらもっとよかったんだろうけど、こんなもんで許してね。

その後は、カラオケ・ラッシュ!で話すなんて事はほとんど出来ない状態。
僕も「大きな古時計」を唄って、採点が97点!!惜しい!!
カラオケの採点で90点台出たの生まれて初めて。(笑)
いつも70点台から80点台前半しか取れないから・・・。
ずいぶん甘くなったんだね。

ある人が、こう僕にささやく。
今度、北海道らしい壮大な歌を作ってよって。(笑)
え?北海道らしい壮大な・・・って、どんな歌??
たぶん絶対僕には書けないでしょ~そういうの。
そういう感性を持ち合わせていないから・・・。
そういうのって持って生まれた?感性が作らせると思うのよ。

そういえば以前、Makiにも言われたことあるね。
もっと壮大な歌を作ったら?ってさ。
最近は言わないよ、絶対ムリって理解したから。
感情や感動を持ち合わせていない人間が書けるわけがない!!
悲しい、嬉しいって感情がないって言われるからね。
だから、悲しい状況でも冷静に歌が書ける。
それが僕のイイところであり、悪いところでもある。
人としてどうなのさ!?って突っ込まれる部分なのよね。
そんなこと言われても、自分じゃどうしようもないんだけど・・・。

みんなに親父そっくりだと言われまくる。
雰囲気とかちょっとテレた時の目の表情とか・・・そっくりなんだとさ。
おでこなんか同じだねとか言われて触られたりする。
イイ年こいて、変な感じだよ、まったく。
自分が生まれた町ってのは、たくさん情報を共有してる人達がいて
なんとも不思議な空間だなって改めて思うよ。
地元に残って生活している人達ってたくさんいると思うんだけど
普段感じない人のつながりみたいなものを強く感じるね。

僕の同級生が、佐呂間にいるんだけど、彼が言ってたんだ。
死ぬ時は温根湯(地元)に戻りたいってね。
なんとなくあの町が好きなんだって言ってた。
僕は、へ~そんなもんかねぇ~なんて思ったけどさ。
だって、何もないんだよ。(笑)
やっぱり、自分が生まれ育った場所って特別な何かがあるのかね。
でも、今回親父が逝って、田舎の人のつながりってのも
そう悪くないかもってちょっとだけ思ったよ。
親父はここで逝きたかったんだなって思ったし、
それが実現できてよかったなって思ったからね。
お袋も最後までここに居るって言ってるし、
それが一番なんだろなって実際思うから。

それにここには良い環境が揃いつつある。
介護施設とか含めて志のある開業医がいるってのは素晴らしい。
この医者がいるのなら、大丈夫だろうって思った。
そういう意味でここに住む年老いた人達にとって良い町になると思うよ。
それだけは間違いないね。

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◎ 無題

四十九日の話、密かに楽しみにしていた(笑)
面白いね。

壮大な歌ねぇ。「イヨマンテの夜」みたいのかな?
生まれ育った場所に住んでいるけど、ホッとすることもあるが、わずらわしいこともたくさんあるよ。

Kotake URL 2009/05/31(Sunday)23:32:48 Edit
◎ 無題

なんというか、みんな良い人ばかり・・・なんだな、たぶん。
四十九日法要が終わって、実家で一席設けてるのに、その二次会って変でしょ。(笑)
みんな付き合い良いよなぁ~って思った。

壮大な歌・・・大自然を謳歌するような歌ってことだったのかな?
襟裳岬とか?(笑)

わずらわしさもたくさんあるってのはよくわかるよ。
イヤでも関わるから、当然そういうのはあるよね。

KinsRoo 2009/06/01(Monday)00:36:03 Edit
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たくさんのアーティストと
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