佐野元春の言うところの「スポークンワーズ」
ビートに乗せたリーディングを元春はスポークンワーズと呼んでいる。
という事を最近知った。
僕はそういうのをリーディングって呼んでた。
最初にその試みを知ったのは、やっぱり元春だった。
1985年に「エレクトリック・ガーデン」というカセットブックが発売されて
その中で、元春は音楽に合わせて詩を朗読していた。
当時はリーディングって言ってたような気がするが忘れた。
僕はそれを面白いと思って、そのイメージが頭の中にインプットされた。
いつか僕も似たような事をやってみよう・・・。
でも、ずいぶんと長い間、その事は忘れていた。
僕が思い出したようにリーディングを試みたのは2002年だから
エレクトリック・ガーデンを聴いてから17年後って事になるね。
「美しかった」を制作して2002年3月に発表した。
以来、小竹さんの音楽をバックにいくつかリーティングを試みてる。
今年に入って、偶然TVで(だったかな?)元春のスポークンワーズの
ライブ映像を観たんだよね。
まだ、こういうのをやってたんだ~~~!!と思った。
「エレクトリック・ガーデン」以後、そういうのはやってないと思ってた。
あのカセットブックはちょっと失敗!と思ってたらしいと風の噂で聞いたから。
その頃を境に元春もあまり聴かなくなってしまったので、
余計にそういう事を続けているなんて知らなかったわけ。
もしかしたら、最近またやり始めたのかも知れない。
元春情報通ではないので、その辺はよく知らない。
で、気付いたことがある。
僕の話し方・・・つまりリーディングの仕方が元春に似てるんだ。
舌足らずな発音、妙なイントネーション・・・笑っちゃったね。
もごもごしゃべる感じとかさ~、面白いなぁ~。
僕の中のリーディングイメージは「エレクトリック・ガーデン」なんだろうね。
メチャメチャ聴いてたわけじゃ~ないのに、イメージとして残ってるんだな。
「エレクトリック・ガーデン」ってのも実はWEB検索してタイトル知ったのよ。
そのくらい古い記憶なんだけど、影響って面白いもんだなぁ。
そんなわけで元春のスポークンワーズ、僕は好きだよ。
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