歌詞とかメロとか曲調とか必ず誰かの影響を受けてるよね。
洋楽世代は洋楽に当然影響を受けてるわけだが、
邦楽世代は邦楽に影響を受けてるって事になる。
良し悪しじゃなくて、そこから生まれる歌って当然違うよね。
僕なんかはBruce Springsteenにメチャ影響受けてたから
歌詞（と言っても訳詞）とかメロとかモロに影響受けてる。
僕が若い頃に作った歌の音源を聴いてた人に
Bruce Springsteenを教えてあげたら、禁さんにソックリだった！って。
いや、僕がマネしてただけだから・・・。（爆）
そうかぁ～似てるって感じてくれたかぁ～ふふふのふ～だな。
って、その当時思ったよ。
ソックリな歌を作りたいって思ってた。（笑）
でも、本人はソックリ！と思ってても、実際はそうでもない。
だから、雰囲気が似てると思ってくれただけでも結構嬉しかったね。
日本のBruce Springsteenと言えば、
僕の中では、佐野元春だったり、小山卓治だったり・・・。
甲斐バンドや浜田省吾とかもBruceの影響下にあったけど、
歌の世界観としては、小山卓治が一番雰囲気近かった。
でも、佐野元春の浮世離れしててロマンティックな世界観は
違う意味でしっくり来たというか・・・。
Bruceの世界観を日本に持ち込んで再現しようとすると超ダサくなる。
あの世界観はアメリカの低所得層そのものであり、
日本にはそれに見合うものがないんだよ。
異国のお伽話として受け入れる事は出来るけど、それ以上は無理がある。
佐野元春が上手いなと思ったのは、あくまでお伽話として言葉を綴り、
そこにリアリティを漂わせたところだろう。
やっちまったな！って思ったのは、浜田省吾の「マネー」だ。
そこにある世界観は、それっていつの時代の話なんだよ！
戦後の混乱期を描いた日活アクション映画の世界か？みたいな、
リアリティ出そうとしてかえってウソくさくなってる。
ARBの「ファクトリー」なんかも、似たようなパターン。
でも、言葉のセンスが良くて、割と好きだったりする。
う～ん、それでも一世代前の、そう僕の親父の世代の世界観かな。
聴いた当時、その世界観はリアルじゃないよって思ったけど、
Bruceの世界観の代用品として、カッコイイじゃん！って思った。
甲斐バンドの「ブルーレター」と「観覧車」は、
「ザ・リバー」の世界観から作られてて、だから好きだった。
歌詞がね、訳詞のフレーズがね、あちこちに出て来て、
あぁ～その気持ち良くわかるよ！って思ったりなんかして、
そこにBruceがあるから好きだよって感じだったね。
まぁ～そんな事はどうでも良い話。
そう、洋楽世代はベースに洋楽がある。
佐野元春をマネするのではなく、Bruce Springsteenをマネる。
すると佐野元春っぽいねと言われる。（笑）
（あくまでも昔の話ね。）
いつの頃から洋楽を聴かない世代が現れる。
J-POP、J-ROCKを聴いて、影響を受けて出て来た世代。
世界観もそのまま引き継いで、メロも言葉使いも引き継いじゃう。
あぁ、みんな似てくるよね。
そりゃ～似ちゃうよね。
メロも似ちゃうし、歌詞も似ちゃう。
メジャーでもそんな感じなんだから、アマはもっと似ちゃう。
ん？いや・・・そんな若い世代のアマで音源上げてる人、知らないかも。
OKMUSICで２０代の人と関わった事ないかも・・・。
３０代以上の人しか知らないかも・・・。
いや、唄うだけの人は見たことあるかもしれないけど・・・。
それってどうなんだろう・・・。
中年のおじさんに開放されてるってのは嬉しい事だけど
１０代後半～２０代前半が一番突っ走ってないとダメだよね？
その辺、どうなってるんだろう？
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