トム・ペティって昨年亡くなってたんだね。
全然知らなかったよ。
Tom Petty and the Heartbreakers - Refugee
この曲は、ほんと良く聴いた。
丁度、仕事の関係で東京の中村橋に住んでた頃だ。(事務所は九段下だった。)
当時やってたバンド、Paggy'sAssosiationを一時抜けて東京に来てて、
とにかく何も持って来て無くてさ。
ウォークマンもどきを買って、この曲の入ったアルバムのテープ版を買った。
カセットテープのアルバムだよ!
ウォークマンもどきで聴くしかなかったから。
他に、エルビス・プレスリーの初期の曲も聴いてた。(もちろんカセットテープ)
そして、歌を作るのにギターがないと始まらないなと思って
池袋の楽器屋でFender Mustangを買った。
それを弾きながら「真夜中になれば」を作った。
この街のダウンタウンにはストリート・バムが溢れてる
地下鉄の通路に、そして路上にうずくまる
無邪気なティーン・エイジャーの群れが通り過ぎる
くたびれたスーツが通り過ぎる
真夜中になれば誰もが夢を見るのだろう
この街に溢れるいくつものビートに抱かれて
真夜中になれば誰もが夢を見るのだろう
全ての人が等しくそして必要なだけ...
ミッド・オン・ザ・ナイト
この街のアップタウンには洒落た店が立ち並ぶ
気取った連中がクールな会話を楽しむ
ファッション雑誌の群れが通り過ぎる
人目を惹く車が通り過ぎる
真夜中になれば誰もが夢を見るのだろう
この街に溢れるいくつものビートに抱かれて
真夜中になれば誰もが夢を見るのだろう
全ての人が等しくそして必要なだけ...
ミッド・オン・ザ・ナイト
とにかく仕事以外何もする事がなくて、部屋には布団しかなくて、
歌も唄えないし、歌を書きなぐるしかなかった。
夕食はいつも立ち食いそば屋で、そばといなりばかり食ってた。
500円でお釣りが来るからね。(笑)
休日はハンバーガー。(爆)
当時、中村橋に英国風ハンバーガー屋があったんだよ。
つばの長いキャップ(ユニオンジャックカラー)が当たったのを覚えてる。
つば長すぎてかぶれないし・・・みたいなやつ。
とにかく、すること無くて、楽しくもなくて、お金も無くて、
夢を見る時だけは誰もが平等だ!みたいな歌を書きたくなったんだね。
Tom Petty and the Heartbreakers - Breakdown
あぁ~この曲も大好きだ。
トム・ペティは、その頃を思い出す唯一のアーティストだな。
とにかく楽曲を聴きながら、あれこれ考えてたんだろう。
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