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アコースティック&コラボレーション音源、ライブビデオなどオリジナルの紹介



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宅録で一人でレコる場合、多重録音は必須であり、
打ち込みで音を作るにしろ、自分で演奏するにしろ、
凝れば凝るほどたくさんのトラックを使用してアンサンブルを作る。
そう、みんなここに凝るわけだ。
よりかっこ良く、より壮大に、よりタイトに・・・より・・・に!
今の時代、自分で演奏出来なくても上手に打ち込みめば高度な演奏が可能だ。
楽器を演奏するというのとはまた別のテクニックが必要だが、
サンプルの音を並べるだけでも十分なクオリティで作る事はたぶん可能。
センスを問われる事には違いはないが、結構イケるわけだ。

歌ものに関しても、ボカロが出て来る前までは、唄うしか方法はなかったが
今は歌唄いなど居なくてもボカロで唄わせる事が出来る。
もちろん、ちゃんと唄わせるにはそれ相応のテクニックが必要なのは
打ち込み同様当たり前の話で、そこがクリエーターの腕の見せ所なのだろう。


僕の場合、2000年頃から打ち込み音源で唄い始めたが、
初めは自分では絶対に演奏出来ない音源が出来る事に大喜びだった。
でも、数年で自分では作らなくなった。
オケはオケ屋じゃないけど、アレンジや音作りの上手な人にお願いした方が
100倍良い音源が出来たからだ。
一度、そういう音源を知ってしまうと、もう後戻り出来ない。
自分で作る打ち込み音源のダサさ加減にうんざりしてしまったのだ。
昔から僕は自分の歌を唄いたいだけの奴で、音はBAND任せだったし、
打ち込み音源もクリエーター任せで、基本何も変わっちゃいなかった。

2006年頃から、アコギ弾き語り音源を作り始めた。
アコギ弾くのは15年ぶりとかだったからリハビリ兼ねてレコってた。
最初はアコギと歌だけだったのに、段々と欲が出てきて
楽器を増やして簡単なアンサンブルを作り始めたよね。
アコギ、マンドリン、ギターバンジョー、ウクレレ、ウクレレ三線、
ベース、シェーカー、タンバリン、ボンゴ、エレピ・・・。
音を重ねる事は結構楽しかったわけだ。
楽器を持ち寄って簡単なアンサンブルで唄うみたいな感じでね。

楽器を演奏する壁!
なにぶん、楽器を演奏するのは苦手なわけだ。
すべて独学だし、つまりは適当なわけで、出来る事が限られる。
あんな風にしたいと思っても、あんな風には弾けない。
アレンジ自体苦手なのに、弾ける範囲でアレンジしないとダメなわけで
アイディアは当然尽きる・・・。
そして、似たような音に飽きてくる。

ここ1年ほどは、エレピを中心に演奏しようと思い、
鍵盤中心の音源を作っている。
鍵盤は子供の頃、実家にエレクトーンがあったのでコード弾きが出来る程度で
エレピを前にして実際にはちょっと困ってしまった。
一度、「ピアノ」という楽曲でエレピ弾き語り音源を作った時に
miLaiさんに楽譜が読めなくても弾ける楽譜もどきを作ってもらい
更にサンプルで弾いてもらったのを聴きながら練習した時に
なんとなく似たような感じで弾けば、シンプルな演奏でも聴けるんだって
理解してから、少し鍵盤が取っ付きやすくなった。
でも、エレピを中心に置くとアンサンブルを考えるのは難しく
エレピをオマケで入れる方が何かと楽だったりする。
そんなわけで、エレピだけでイイんじゃない?となり、
最近はエレピ弾き語り音源的なものばかりになった。

自分の歌を唄えれば、伴奏なんてシンプルでもイイんだ!
自分の歌声さえあれば・・・なんという奢り!!
そんなに歌は上手くないんだけど・・・。
すいません、すいません、自分の唄い方が好きなだけなんです。

エレピ弾き語り音源なんて書いちゃったけど、
実際はエレピはエレピで1トラック、歌は歌で1トラック。
何故って、エレピは弾き間違えるし、歌も間違える。
両方完璧に1発で決めるなんて、どんだけ練習しないとダメなのさ!
って事で当たり前のように別録りです。

シンガーソングライターとしては、歌詞や曲を褒められるのは
当然自分で作ってるので嬉しいわけだ。
楽曲提供してもらったとしても、基本歌詞は自分で書いているので
そこを褒められるのは当然嬉しいし、歌を褒められるのも嬉しい。
ただ、伴奏を褒められるのは実は微妙。
全部自分で演奏してる音源は素直に嬉しいが、そんな事は滅多にない。
例えば、自分で打ち込んだ音源の演奏を褒められたとしても
自分で演奏してるわけじゃないし・・・そこどうでもイイし・・・
って思ってしまう自分がいる。
音楽としては、サウンドはとっても大事なんだけどさ。
音さえカッコ良ければ、歌なんてオマケみたいなもんだ!
って考え方もあるでしょ?
何だかんだ言って、みんなサウンド重視だから。
音楽である限り当然だよね。

歌詞が何より重要って思ってた時期もあったけど、
凝った歌詞を唄ってたとしても、実際何を唄ってるのか?今時わからない。
届くとしたら、わかりやすいワンフレーズだよね。
歌は目で読むものじゃないし、耳で聴き取って妄想するものだから。
結構、ワンフレーズだけで心に響いて、これはイイとか思うもの。
勝手にこの歌スゲ~とか勘違いするもの。
そして、自分の都合の良いように解釈するもの。
なのかなぁ~なんて思ったりして・・・。
ついでに言うと、同じ言葉のフレーズでもあの人が唄うとしっくり来るけど、
別な人が唄うとしっくり来ないよなぁ~ってのもあるわけで
それは、上手いとか下手とかじゃなくて、キャラクターとかさ。
いろんなものが絡んでくると思うんだ。
それも、聴いてる人が今までに何を聴いて来たかで印象変わるだろうし、
そんな事考えると超難しいよね。
正直、歌を見知らぬ誰かに届かせるなんて芸当は、特別な人しか出来ないよ。
ましてや、ステージ上から・・・なんてね。

誰かに届けたい!なんて、思った事もないかもだ。
何のために作ってるんだか?よくわからない。
単なる習慣で作ってるのか?
時々自分の中にある言葉を吐き出したくて歌を作ってるのか?
自己満足のため以外の何ものでもないのは確かだ。
時々作りたくなる・・・それだけだ。

あぁ~ダラダラとどうでも良い話を書いてしまった。
書こうとしていたのは、音を重ねる事・・・だった。
最近の超シンプルな伴奏で唄うだけの音源が、
妙に気に入っているという事を書こうとしてただけだった。
伴奏も上手いわけでもないし、歌も上手いわけでもない。
でも、歌はKin'sRooらしいでしょ?
まぁ~おっさんが唄う歌だ。
自分で作る歌は、全然今風じゃなく、昔流行った?風でもないと思ってるが、
他人がどう感じてるかなんてわかりようもなく、どうなんでしょう?
今風でもなく昔流行った風でもなくって言っちゃうとヤバイよね。
どんだけズレまくってんだよ!って話になっちまうかも・・・。

歌謡ロック風なのって実は苦手で、特にメロディーラインが・・・
でも、結構みんな好きだよね。
歌詞とかの好みもあるけど、やっぱりメロディーかな?
サウンドはカッコ良くても、そこがネックで好きになれないパターン多い。
我ながらどんなバイアスかかってるんだ?とか思うんだけど
好みの問題だからどうしようもない。
たぶん、僕は歌しか聴いていないんだと思う。

あ、また話が飛んでしまった。
全然まとまりがないのはいつもの事だけど、もうやめておこう。

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◎ プロフィール
HN:
KinsRoo
性別:
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自己紹介:
札幌で活動している
シンガーソングライター。
たくさんのアーティストと
コラボレーションしている。
オリジナル制作した音源、
ライブ映像を中心に雑感を
交えつつ紹介したい。
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