禁竹音工房の初期の作品。
ジャズ系のバックトラックにリーディング(詩の朗読)という実験的な作品を
制作することから始まった禁竹音工房。
ジャズ系リーディング作品を2作品制作後、当然の流れで次はロックだ!!とね。
小竹さんが制作したロックなバックトラックを聴きながら僕が選んだのは、
リーディングと歌の要素を組み合わせることだった。
当時は結構斬新なアイディアだと思ったな。
詞は、このバックトラックを聴きながら、サウンドから言葉が出てくる状態を
リアルタイムに書き綴った感じだ。
こんな作品を作る奴は、禁竹音工房しかいないだろう。
サウンドはロックテイストに溢れ、圧倒的な存在感がある。
この作品を制作後、オーソドックスな歌モノに移行して行った。
オーソドックスと言っても、かなりひねくれた作品が多かったけどね。(笑)
禁竹音工房は真夜中に聴く作品群・・・とよく言われたものだ。
どこかダークな雰囲気が漂っていたのかもしれない。
2002年に小竹博とのコラボレーションとして音源制作。
是非、聴いてみて欲しい。
「精霊がささやく夜」
夜の闇に抱かれ
精霊のささやきに耳を傾けた
無数の言葉が舞い降る夜
静寂の中で何かを感じてた
誰のために歌うのか?
暖かい光が俺を包み込む
導かれるままに言葉を綴り
そして、歌い続ける
精霊がささやく夜...
俺は一晩中耳を傾け
言葉を抱きしめる
魂の誘うままに
精霊がささやく夜...
誰かが奏でるメロディが
俺の魂を揺さぶり
導くように誘ってる
誰かの叫びが聞こえる
真実が俺を呼んでいる
精霊のささやく声がする
音が聞こえた気がした
何のために歌うのか?
偉大なサウンドが俺を包み込む
迷う事ない言葉が溢れ
そして、叫び続ける
精霊がささやく夜...
俺は一晩中耳を傾け
言葉を抱きしめる
魂の誘うままに
精霊がささやく夜...
誰かが奏でるメロディが
俺の魂を揺さぶり
導くように誘ってる
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