この歌は、チロルという女の子に捧げたものだ。
ずいぶん昔にネットで友達になった子で、その頃はとても元気だった。
昨年、mixiで再会するまでの数年間はコンタクトを取ってなかった。
調子が良くないってのは知っていたが、難病に侵されてるとは知らなかった。
実は僕も難病(の中で一番軽いやつ)を持ってるんだけど、
チロルのは僕のとは違って・・・結構ショックだったな。
昔のことを思い出したね。
難病だと医者に言われてショックだった。
治す方法がない・・・ってのが、絶望的な気分にさせる。
説明の中で最悪のケースばかりが記憶に刻まれててね。
何を言われてもスネてる自分がいた。
だから、チロルから話を聞いた時、
あぁ~あの数年間は闇の中にいたんだなって僕は思った。
そして、歌を書かずにはいられなかった。
チロルの了承を得て、僕はこの歌を制作した。
病気に限らず、誰もが密かにいろんな問題を抱えている。
表には出さないが、いろんな闇を抱えている。
それは特別なことではなく、誰にでもあることだ。
願わくば、そんな闇に負けずに笑顔を見せて欲しい。
2006年に小竹博とのコラボレーションとして音源制作。
是非、聴いてみて欲しい。
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