BruceSpringsteenの「TheRiver」
前にも書いたと思うけど、この歌を聴くといつもぐっと来る。
雰囲気だけでぐっと来る。
この歌大好きだ。
ついでにいうとBruceは結構メロを変えて唄ったりする。
特にアコースティックにしたりすると、ん?と思うくらい変えたりする。
え?これがあの曲なの??と思うこともしばしば。
自分の曲だから、どう変えようが勝手であるが・・・。
今回のLive動画もちょっとメロを変えてる、
イントロなんか、何が始まるんだ?って感じ、
でも、「TheRiver」なのよ。(笑)
やっぱり、ぐっと来る。
歌の内容は、こんな感じ。(結構、適当・・・)
俺の出てきた谷間の町は、誰もが親父のようになれと言われて育つんだ。
俺とメアリが出会ったのは高校の頃さ。
その時、彼女は17歳だった。
俺たちは車で谷を下り、草原の所まで行ったんだ。
川に降りて、川に飛び込んだりもした。
川のところまでよく行ったんだよ。
その後、俺はメアリを妊娠させちまった。
彼女がそう手紙に書いてよこしたのさ。
俺が19歳の誕生日に組合員証とウェディング・コートを手に入れた。
役所へ行き、婚姻届けを出したんだ。
結婚の微笑みもなく、教会の通路を歩くこともなく、花もドレスもなかったよ。
その夜、俺達は川へ行き、川に飛び込んだのさ。
川のところまで行ったんだよ。
ジョンストン社で建設作業の仕事をもらった。
でも、最近は不況であまり仕事がないんだ。
大切だと思えていたことがみんな空に飛んで消えちまった。
俺は忘れたふりをし、彼女は気にしてないふりをしてる。
でも、俺は兄貴の車でトライブした事は覚えてるんだ。
彼女の日焼けした濡れた身体を貯水池の土手に寝かせ、一緒に眠った。
夜、俺は目を覚まし、彼女の身体を引き寄せて息遣いを感じようとした。
今はそんな想い出が俺を悩ませる。
呪いのように俺を苦しませるんだ。
実現しなければ夢は偽りだったってことなのかい?
それとも、もっと悪いことなのかい?
川が干上がっているとわかっていたのに来てしまった。
彼女と俺、川のところまで来てしまったんだ。
川のところまで二人で・・・。
全然ハッピーじゃない歌なんだよ、これ。
Bruceは、この曲を最初に披露する時に「この歌は妹夫婦に捧げる」って言った。
なんだか切ないなぁ~と思ったよ。
でも、この歌の主人公は耐え忍んでる。
きっと、辛い時期を乗り越えて小さな幸せをつかむんだよ。
だから、歌にしたんだと思うんだ。
そうじゃなきゃ、妹夫婦に捧げるなんて言わないよね。
こういう自分の人生とか自分が置かれている状況とかについて
あれこれ考える時期って絶対にある。
そんな時に、こういう歌を聴くといろいろ考えちゃうよね。
僕も「望むものは何ひとつ・・・」って歌で書いちゃってるけど
そんな中でも、大切なものはちゃんと残ってるんだよ。
そうじゃなきゃやってられないもんね。(笑)
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