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アコースティック&コラボレーション音源、ライブビデオなどオリジナルの紹介



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KARATEは、昨年からライブ毎にコール&レスポンス部分を
試行錯誤しながら進化させて来た楽曲だが、
とうとうここまで作り上げて来たか!という感じだ。
SU-METALの英語力が劇的に上がって、この部分完全にアドリブだ。
フォーンライトを点灯させるという事だけ決めてあって
そこへの持って行き方は毎回微妙に違う。
ライトが点灯した時の感想の言い方も毎回違う。
手を振らせる時の言い方が1日目はSHAKEを使ってたが、
WAVEが適切と教えられたのだろう、2日目からは修正しているので
SU-METALが自分で考えて話しかけているのであろう。
そして、オーディエンスに唄わせる直前のWooと唄うフェイク部分も
毎回気分で変えている。
そう、そこまで出来るようになったのが2017年仕様だ。
すごいなと思う。
世界で踏んでる場数が違うのは言うまでもないが、
10代でここまで世界のステージを経験してるアーティストは、
更に唄って踊れるアーティストと言ってしまうと
マイケル・ジャクソンくらいなんじゃない?とか思ってしまう。
今年12月で20才になるSU-METALは、可愛い皮を被ったモンスターだな。






何度も書いているが、これの何がスゴイって
オーディエンスはBABYMETALのファンじゃないって事だ。
レッチリを見に来てるレッチリファンで、は?BABYMETAL??
という初見の観衆であり、持ち時間は30分程度しかない。
2万人以上入るアリーナでスクリーンは使わせてもらえないという状況で
サウンドとパフォーマンスだけでオーディエンスを惹き込み
自分の持っていきたい方向へ誘導するって至難の業だ。
それが出来てるって事は相当のインパクトがあるって事だし、
何の躊躇もなく煽りに行くSU-METALの勇気と
そのステージがどこだろうと、どんなにアウェイだろうと
陰ることのないカリスマには心底驚かされる。
16才で英メタルフェスのメインステージにいきなり登場して以来
世界のメタルシーン、ロックシーンに衝撃を与え続け
欧米のフェスでとんでもない動員力を見せつけ
賛否両論の議論のど真ん中を勝ち進ん来てたわけだ。
はっきり言ってモンスター!
日本で結成されて以来、ずっと茨の道を突き進んで来た珍しいグループ。
事ある毎に罵倒され蔑まされ炎上する中ステージに現れては
圧倒的なサウンドとパフォーマンスで黙らせてきたグループ。
結果、世界中に熱狂的な狂信的なファンベースを作り上げた。
昨年はこれ以上ないってほどの十分な成功を収めた。
にも関わらず、また茨の道を進む。
普通はここまで成功していれば、満足して日本に舵を切る。
きゃりーぱみゅぱみゅでさえ、すぐに日本に舵を切った。
BABYMETALより先に世界に認知され、世界へ出た。
持ち曲2~3曲しかない時に、米国でほんとに小さなイベントで
パフォーマンスしてみせる勇気を見せた事に驚いたし、
たった1年だが世界ツアーもそれなりに成功させた。
小さいがコアなファンを世界中に作ったにも関わらず
すぐに日本に舵を切ってしまった。
その方が金になるのだから仕方がない。
小さな事務所を大きくするためには正しい選択だろう。
もう世界を回るなど無理に違いない。
日本の仕事がたくさんあり、タイアップ、スポンサー、
その縛りを考えると無理だろう。

BABYMETALのプロデューサーKOBAMETALは変態だ。
日本なんて見ていない、世界しか見ていないと思う。
日本のタイアップ、スポンサーなど世界に出るのに足枷となるものは
全て拒否しているとしか思えない。
それはつまりプロジェクトの予算がほぼない状態で始めたという事だ。
アミューズという唯一上場している芸能企業に所属していたのが
幸いだったのかもしれない。
世界に認めさせた事でここまで大きなプロジェクトに育てた功績は大きい。
目先の金より、世界を取りに行く事を選んだアミューズもスゴイ。
結果を出し続けたからこそなのは言うまでもない。

KOBAMETALは、SU-METALという幼きモンスターを発見して以来、
茨の道を疑うことなくひたすら突き進むSU-METALを見て
このモンスターがどこまで成長し続けるのか?しか興味がないのだろう。
完全に自分がかつて見た誰も成し遂げてない夢を託し、
そのために全ての労力を全て捧げているに違いない。
雨に濡れたステージを自らモップがけするプロデューサーなど
見たことがない。
普通、日本のバンドが夢見る世界での成功の遙か先をすでに行っている。
米ビルボードのアルバムチャートで39位だったとか、
英ロックフェスのメインステージに立った事があるとか、
日本人で初めて英ウェンブリー・アリーナで単独ライブを成功させたとか、
そんな単発的な表面的な事はどうでも良くて、
世界中のフェスに招待され、そのステージでオーディエンスを熱狂させ続け、
ワールドツアーを毎年成功させ、雲の上のような大御所バンドのツアーに
同行し続け、過酷な条件の中で結果を出し続けている。
夢のような成功だが、実際は茨の道を突き進み続けているという事がスゴイのだ。

日本は至れり尽くせりなんだよ。
フェスにしろ、ワンマンにしろ、日本人スタッフは完璧な仕事するから。
海外に行くと、フェスはリハなし、会場のスタッフも結構いい加減、
日本人同士のコミュニケーションとは全然違って、
トラブルがあるのが当たり前。
そんな中、全員が臨機応変に対応しながら、当然演者も同様に
ステージをこなしているわけで、このチームは相当鍛えられてる。
想定外のトラブル、アクシデントが発生しても動じない強さが
どんなアウェイな現場でも結果を出し続けているという事なのだろう。
SU-METALのマイクがないアクシデントの時でさえ、
何事も無かったように踊り出し、オーディエンスは新しいパターンの
パフォーマンスと勘違いしてしまうという大胆さだ。
スタッフが慌ててマイクを渡しに来て、初めてアクシデントに気が付く。
始まったショーは絶対に止めないという鉄則を頑なに守る。
普通、ボーカルがマイクがないと唄えないから止めるよね。
しょうもないジョークを言って笑わせ、リスタートする。
どこまで想定して対策を決めてるのか知らないがスゴイわ。
日本で演ってた方が100倍楽なのに、その選択肢は放棄してる。
すでにとんでもないパフォーマーなんだけど、
このまま行くとちょっと有り得ないレベルのパフォーマーになるよ。
最終的にソロになる時、日本だけという選択肢はないだろうね。
世界中の誰もがあの歌声は特別だと言うからね。
理解出来ない言語で唄ってるのに特別だと言う事は、
楽器としての声が特別だって事だ。
だから通用してるんだと思う。

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シンガーソングライター。
たくさんのアーティストと
コラボレーションしている。
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ライブ映像を中心に雑感を
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