大昔の話。
トシちゃんがデビューして人気者になったのを見ていた友達が
「歌もヘタ、踊りもヘタ・・・俺が練習したらもっと上手くできる!」
とのたまった。(笑)
僕は思わず「え?」と絶句した。
何故?彼はそう思ったのだろうか??
だって、彼が上手にダンスしてるの一度も見たことがないし・・・
ディスコに一緒に行ったことあったと思うけど、
左右にステップ踏んで揺れてるだけだった記憶が・・・。(笑)
僕は「それは無理だろ~、練習したってそうそうカッコ良く踊れないって」
とダメ出しをしたが彼は聞く耳を持たなかった。(爆)
彼は野球部でどちらかというとガッチリした体型で
ぱっと目、カッコイイ体型・・・つまり踊りが映える体型ではなかった。
ましてや、ダンスのトレーニングなんて受けたこともないし、
独学で練習なんて一度もしたことがないのである。
それなのに何故に自分は簡単に出来ると思うのか?
それに彼が歌ってるところなんて一度も見たことがなかった。
まぁ~TVを観て、「こいつヘタクソ」って言うのは簡単だ。
じゃ~自分がカメラの前で歌って踊って
それ以上のパフォーマンスを披露できるのか?と言えばNo!でしょ。
僕は歌を唄うけど、ライブビデオを客観的に観ていつも思う事は、
クゥワ~~~~!ヘタクソ~~~~!!だ。(笑)
結構唄えてたかも・・・と思ってても、そんな感じなのが現実。
若い頃はもっと酷かったから、彼のその発言を聞いた時はマジ絶句。
彼はマジメな顔をして言ってたから、余計に絶句。
でも、結構そんな風に思ってる人ってたくさんいるんだろうなぁ~。
よく「ちょっと練習すれば俺だってあれくらい弾けるよ」と言う奴多いもんね。
じゃ~ちょっと練習してやって見せてくれよ!とか思っちゃう。(笑)
イメージの中では誰でも何でも出来るんだけど・・・。
そう思って、必死にチャレンジするのはOKだよ。
自分にどの程度の才能があるのか?
努力できることも才能のひとつだし、それで何かをモノにすることだってある。
まぁ~そういう人はそんなこと言う前にやってるんだけど・・・。
と、とあるカキコを見て、そんなことを思い出した。
言うは易し、行うは難し・・・。
誰かが注目されれば、ケチを付けたくなるのが人情だが
注目されるということは、注目されるだけの何かを持っているってことだ。
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