4TRのMTRでレコしていた。
カセットテープのやつね。
クラリオン製の中古だった。
その後、TASCAMの8TRのMTRを購入した。
もちろんカセットテープのやつ。
スゲ~高かった。
20万以上したような・・・。
それは今も持ってて倉庫に眠ってる。(笑)
もう使い方は忘れた。(爆)
その頃は、すべてのパートを自分で演奏していた。
他に方法がなかったから。(爆)
ドラムはドラムマシーンで打ち込みしてた。
懐かしい~な。
ベースも、サイドギターも、リードギターも自分で演奏した。
時にはキーボードも演奏した。(笑)
当然、リアルタイム録音なので多少のミスは無視してたな。
そうしないと終わらないから。(爆)
だって、完璧に演奏なんて出来る腕を持ち合わせてないんだからね。
もうそのテープは処分しちゃったんで残っていない。
テープ3本分はレコしたんで、30曲くらいはレコしたな。
そのうちの何曲かは確かPCに取り込んでサンプルCDにして数人にあげた。
幻のCD。(爆)
個人的には出来が悪いので、消えて無くなって欲しいと思ってる。
僕はその音源は持ってない。(笑)
2000年にDTMを始めて、打ち込みの音源でCDを数枚作った。
その幻のサンプルCDを持ってる人に打ち込み音源のCDを聴かせたら
そのサンプルCDの方が好きだって言われたことがあった。
僕としては「おいおい、冗談だろ!!」って思わず叫んだね。(笑)
だって、演奏はある意味完璧なわけだしさ。
アレンジの良し悪しはあるとしても、綺麗にレコされてるわけだから。
密かに憮然としたというか・・・何なんだよ!!って思ったね。
結構むっとしてた。(笑)
理由は、Kin'sRooらしくない・・・と思ったんだろうな。
全部自分で演奏してるってことは、ヘタだろうが何だろうが全てがKin'sRooしてた。
個人的にはヘタな自分の演奏はイヤなんだよね。
でも、それがKin'sRooと思った人には打ち込み音源は借り物っぽく感じたのかな?
僕は打ち込みで自分の好きなアレンジが出来るわけじゃなくて
サンプルのデータを加工して音源を作ってたからさ。
すべてが偶然の産物だったんだよね。
こういうアレンジにしようと思って作ってるんじゃなくて、
適当にやってたら、こんななっちゃったって感じだったから・・・。(爆)
歌さえ入れられりゃ~それでイイって思ってたからね。
いろんなアーティストとコラボレーションするようになって、
質の高い音源をたくさん発表してきた。
基本的に相手のアーティストの土俵に乗って唄ってきた。
詞は自分で書いてるので世界観はあくまでも僕のものだ。
その頃よく言われた。
Kin'sRooらしさが無くなるよって。
でも、気にしなかった。
僕には必要だったから・・・幅を広げるのに必要だったからだ。
それに言葉は自分のものだから、らしさが無くなるとは思わなかった。
それは今もそう思ってるよ。
まぁ~始めた当初は違和感がすごくあったけどね。(笑)
たとえば、小竹さんなんかは音楽的にとても幅が広くて
僕の好みの音もその中の一部として持ってるんで
違和感を感じたことってほとんどないんだ。
だから、アレンジを頼んでも、そうそうこれこれ!って音源を作ってくれる。
禁竹に関しては、もう僕の一部というか、コラボレーションって感じはしない。
特に自分の曲のアレンジを頼むなら小竹さん!って思ってるし、
小竹さんの曲も僕の好みなんだよ。
これ、僕にとってはとても重要なことなんだ。
まぁ~それだけ長く一緒に音源を作って来たってことかもしれないけど・・・。
ここ数年、アコギシリーズで自分で演奏して唄うようになった。
アコギの練習を兼ねて音源を作ってるんだけどさ。
まだヘタだけど、ある意味Kin'sRooらしさは全開だよね。(笑)
昔、カセットテープでレコしてたのと同じ感じだから。
アコギ弾き語りが基本だから、バンド音源風にすべて演奏するのと違って
ヘタさが目立たないというか・・・超シンプルだから聴けるよね。
とにかく歌が超メインで、それが全てだから。
ほらね、Kin'sRooらしさは無くならなかったでしょ。(笑)
怒涛のコラボレーション時期を経験して、いろんな意味で幅は広がったし
特に唄うことに関しては、ものすごく進歩した。
僕がけして作ることのないような楽曲を何とか上手く聴こえるようにと
唄い方を工夫して来たことで、自分の唄い方を見つけたよ。(笑)
もし、コラボレーションを一切してなかったら、進歩しなかったと思う。
最近思うんだ。
これが答えだってね。
怒涛のコラボレーション時期に忠告してくれた人達。
全て必要なことだったんだよ。
プラスになることはあってもマイナスになることなんて何もない。
そして、何より自分以外のものを取り入れることは刺激的だってことさ。
刺激がないと自分自身に飽きちゃうからね。(笑)
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