無宗教って難しい・・・。
昨年、義理父が亡くなって家族葬をした。
義理母が義理父は無宗教で家族葬を望んでいたというので
無宗教で行ったのだが、どうも勝手がよくわからなかった。
例えば仏教なら、いろいろと決まり事があり、
それに従えば段取りも当然見えてある意味とても楽だ。
自分がそれなりに知っている、もしくは経験してる手順が使えないと
あれ?何をしたらイイんだ??となる。
そうか、坊さん呼ばないとなると戒名もなく、位牌もなく、
あれもこれも省略というか、無宗教だから必要ないんだなぁ~。
こんなんでイイのかなぁ~。
でも、宗教の縛りがないから別にイイんだよね。
でも、面白いことに四十九日だの、1周忌だのって言葉が出てくる。
それ宗教の考え方だから、そこに属してなければ必要ないし・・・。
まぁ~クリスチャンでもないのにクリスマスを祝うみたいな
日本人的感覚ってことなのか?
それを口実に集まりたい人達もいるわけで
微妙だなぁ~と思う今日このごろ。
僕の実家は浄土真宗で、小さな町だから常にお寺と共にある。
日常の中に自然に存在しているのでとても身近なんだよね。
子供の頃からよく説法は聴いてたし、お経もある意味身近だし。
住職の事も子供の頃からよく知っている。
葬式にしろ何にしろお経はみんなで唱えるんだよ。
お寺が地域のコミュニティ化してるんだな、それは僕が子供の頃からね。
そういう意味で実家の方が何かと楽なんだよね。
ルールがはっきりしているし、知ってる人ばかりだから。
で、話を戻すと義理父の1周忌って何かするの?
何の縛りもないのだから必要ないだろ!
無宗教とした時点で1周忌という考え方も存在しなくなったわけでさ。
でも、それじゃ~ちょっと寂しいから
厳かに義理父が見つけた美味しい寿司屋に行って
義理母、Makiと3人で義理父の分も寿司を頂こう!
そんなんでイイんじゃないのかな。
僕も宗教団体は大嫌いなので、無宗教みたいなものだ。
でも、子供の頃から自然と接して来たので違和感は感じてない。
仏教は基本人生哲学だと思うので、理にかなった事多いしね。
基本、団体が嫌いなので、人が集まって組織になると腐るから。(笑)
そういえば、親父の葬式の時だったか、1周忌の時だったか忘れたけど
誰かが、霊っているんでしょうかねぇ~なんて聞いたんだ。
住職は、仏教の教え的には霊の存在は認めていないって答えたね。
まぁ~お釈迦様が最初に霊魂はない!と言っちゃってるらしいから、
霊の存在を認めてる宗教は仏教ではないってことになっちゃうよね。
目に見えないものを商売にする悪い輩が出てくるから、それは正解だよね。
霊に関しては。個人的には超鈍感なので・・・(笑)
まぁ~僕の考えでは、見える人には見える、見えない人には見えない。
見える人には存在し、見えない人には存在しない。
ただ情報としてインプットされてるので、あるシチュエーションでは怖いよね。
出そう!出そう!!みたいな。(爆)
何の話だっけ?
そうだ、無宗教は難しい・・・だった。
人って縛りがないと難しいのかもしれないね。
縛りがあると縛りを破る楽しみがあるけど
何もないと全部自分で決めないとダメだからなぁ~。
自由ほどつまらないものはないから。(爆)
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