まぁ~ぶっちゃけMCとか苦手なのだが
どうも昔の感覚で面白い話のひとつくらいしなくては・・・
とか思ってしまう自分がいたりするのである。
昔、昔・・・歌声喫茶とかライブ喫茶が結構あり
コーヒー飲みながら弾き語りを聴くなんてのがあった。
たまたまその時間帯に入ると無条件にライブチャージが取られ
そのチャージが出演者のギャラになっていた。
で、○曜日の何時からは誰ってレギュラー枠なんぞあって
それを目当てにやってくる人(ファンの人)も多々いたわけだ。
そういうところにオーディションを受けに行くと
MCをもう少し面白くするとイイよ・・・などと
アドバイスされちゃったりして
そうかぁ~面白い話かぁ~と頭を悩ませたりした。(笑)
フォーク、ニューミュージックの時代の話である。
そういえば、フォークグループのライブアルバムを聴くと
確かにMCが面白くて、そこだけマネしたりしてたのを思い出した。
元々おしべりでもないのに、それも人前で面白い話をしろだなんて
結構無茶な話である。(爆)
歌を唄うだけでもイッパイイッパイなのに・・・。(笑)
その後、バンドで唄うようになる。
MCなんかしないでガンガン曲をやってもイイわけだ。
ところが、ここでMC入れなくちゃ!とか絶対に考えちゃう。(笑)
この曲の前にはこの話だ!とかね。
これ絶対にフォーク時代の刷り込みのせいだと思うんだ。
当時、僕の教祖様はBruce Springsteenだったんだけど
この人もMC長い・・・これカッコイイとか思っちゃって
余計に気の利いたMCを作れないかと考えちゃう。
でも、所詮苦手分野なもんだから。(爆)
そういえば、MCの原稿を書いてみたこともあったなぁ~。
原稿書くと原稿に縛られて、アドリブ効かなくなるんだ。
なんか不器用だなぁ~って思った。
曲紹介というか曲の前の一言MCとかよく考えた。
最高だったのは「雨のハイウェイ」を初披露する時のやつだ。
”僕の親友だった男に捧げます・・・雨のハイウェイ”
この一言が効いて、この歌に涙した人もいた。
「雨のハイウェイ」は親友が死ぬ歌なんだけど、
死という言葉を使わずに書いたところが密かな自慢であった。
死という言葉を使った途端ダサダサになるでしょ?
せっかく考えたこの一言、毎回言うのもなぁ~と思って
結局最初の一回きりだった。
今なら毎回言えよ!って思うけど・・・。
ライブの上手な人はみんなMCも上手い・・・気がする。
プロの人は例外なくみんな上手。
聴いてる人を楽しませるためのショーだから当然だよね。
プロとアマの差って、この辺りに顕著に現れる。
ぶっちゃけ視線の送り方、表情の作り肩ひとつとっても全然違うしね。
どれだけ真剣に取り組んでるのか?って話だと思うんだけど
真剣にやるって事は、思ってるほど簡単じゃないから。
絶対ムリ~~~~!とか思ってしまう。
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