う~ん・・・肩凝るね。
痛いよ・・・バキバキだ。
歌を書いて浄化させるって事はよくある。
自分の中でドロドロしてるものを詞に吐き出すことで
スッキリさせるって感じ?かな。
作詞する人や、詩を書く人は、きっとみんなそういう部分を
持っているのではなかろうか。
言葉に変換するという事は、自分の中で整理するって事だ。
ドロドロしてる感情ってのは混沌とした状態で放置してるって事だ。
混沌としているって事は、直視していないって事である。
直視する一番簡単な方法は、言葉に変換して整理してみるって事だ。
単純に文章にするとダラダラと長くなり、どうどう巡りしたりなんかするが
詞にしてしまうと歌の制約上、シンプルにまとまる。
1行1行の間、もしくは言葉と言葉の間で、いろんな事を考える。
それらを要約し、余分な部分をカットし、ワンフレーズにしてしまう。
極端な話、核心をついた1行さえあれば詞としては充分なのである。
それだけでドロドロした感情は整理され浄化される。
作品の中にそれらを封印してしまえるのである。
表面上は単なる歌に仕上がるけど、作者のみ知るってやつである。
これらの作業は精神衛生上非常に良い。
単純に作品として仕上がったという喜びがポジティブにしてくれる。(笑)
言葉で整理された感情は、驚くほどスッキリする。
作品の中に封じ込めて、自分から切り離す感じに近いかもしれない。
いつもそんな事をしているわけではないよ。(笑)
そんないつもヘヴィーなわけじゃないからね。(爆)
「約束の報酬」、「悪魔の微笑み」、「飛べない憂鬱」、「最悪のシナリオ」、
「オール・ナイト・ロング」なんかは、そうかなぁ~。
作った当時は負の要素満載で、吐き出してスッキリみたいな感じ?
ストレートに出してるのもあれば、カモフラージュしてるのもあるね。
「ターニング・ポイント」、「枯れてく命の切なさと・・・」、「I believe you」
なんかも、ちょっと似た感じはあるかなぁ~。
ちょっと辛くなる感じを吐き出してしまいたいって・・・。
歌はエンターテインメントだけど、作る側としてはそういう要素は多分にある。
でも、あくまでも作詞する作業してる時だけね。(笑)
唄う時はそういう事は全然頭にないし、作品になった時点で別ものになる。
作詞してる時のそういう感情を唄う時に込めたりはしないよ。(笑)
歌は歌として普通に唄うからさ。
話がそれるけど、歌で感情を込めるってのはさ。
思い入れたっぷりに唄い上げるのとちょっと違うと思うのよ。
変な話、発声テクだと思うのね。
ある部分だけ意識的にフラット気味に発声するとか、
ライブなら唄ってる顔で演技するとか(笑)もアリかもね。
どう聴こえるか?だから、絶対発声テクなんだと僕は思うんだな。
僕は器用にそういうのできないんだけど・・・。
だから、レコする時は感情なんて一切なしかな。
どう聴こえるか?だけチェックして、何度もやり直してるもんね。
僕ができることなんて限られてるから大した変化はないけど。(笑)
歌の上手い人は、その辺のテクがスンバラシ~わけ。
例えば僕が5種類しか発声をコントロールできないとしたら
100種類くらい発声コントロールしちゃうだと思うんだよ。
そういう人は惚れ惚れするような唄い方をするし、感動しちゃうんだ。
話を戻して・・・。
作詞でも詩でもエッセイでも何でもイイんだけど、
混沌とした感情を言葉に変換して吐き出してみるのもイイもんだよ。
まとめる必要もないし、イメージの断片を羅列するだけでもイイ。
”バカヤロー!でも負けない!!”
結果的に出てきた言葉がこれだけでも充分だ。
このワンフレーズだけで、内面は整理されてるはずだからね。
これに適当にメロでもつけて、声に出して唄ってみるとイイ。
CMのキャッチフレーズ的なセリフまわしでもイイ。
何回か繰り返すとそのフレーズに込められてたはずの感情が
ス~っと抜けて浄化されるはず。(笑)
ウソだと思うなら、実際にやってみるとイイ。
マジにホントだから。(爆)
結果的に混沌とした感情はそのワンフレーズに封印されるわけよ。
言葉って、そういうものなんだって。
あっ、最後に必ずポジティブな言葉を入れておいてね。
ネガティブな言葉を羅列しても全然OKなんだけど、
そういう時は必ず最後に救いになるポジティブな言葉を入れるんだよ。
ネガティブな言葉だけだと、呪いの言葉になって自分自身を縛るから
必ずポジティブな言葉で解放しとかないね。
どんなに暗い歌でも、絶対どこかに救いの言葉が入ってるものなのよ。
それは希望であり、立ち向かう意志であり、勇気なんだ。
それを示すために負の言葉が並んでるようなものだから。(笑)
そんなわけで肩凝りがひどくて、
ストレッチの真似事をしつつ・・・肩がイテ~~~~!!
アンメルツヨコヨコなんぞを塗り塗りして誤魔化してみるのであった。
PR