正直、音楽が得意だったことはない。
学校で習う音楽という意味だが...。
あれは一体何だったのだろう??
楽器も苦手で、演奏は4小節が限界だった。
鍵盤にしろ、リコーダーにしろ、思い出すだけでウンザリする。
単純に繰り返し練習するという努力と根性がなかったということだ。
楽しくなかったんだろうなぁ~。
音楽の理屈はもっと苦手で、♪を見るだけでイヤになってくる。
なので、いまだに譜面はほとんど全然読めない。
譜面が読めないという事は譜面に残せないということだ。
音源を作る以前は、どうやって記録していたかというとメロは暗記だ。
ノートに歌詞とコードを書き残し、メロは歌として暗記していた。
HPにオリジナルリストとして曲名を作った年度順に記述してあるが、
実は高校時代に書いたほとんどの歌は載せていない。
たぶん、100曲近く作ったのだが、恥ずかしいので封印した。
その時のノートはしっかり残っていて、ほとんどの歌は今でも唄えると思う。
コードを弾いて歌詞を見れば、記憶の底から再生されると思う。
最近は、音源として残してしまうので、あまり暗記しなくなった。
つまり歌を覚えなくなったということだ。
忘れても音源を再生すればイイだけだからね。
譜面が読めれば、譜面にしてしまえば記憶する必要はない。
もしかしたら、音源と同じ理由で、譜面に残したら歌を覚えなかったかもしれない。
どっちがイイんだろう??
いやいや、譜面は読めないより読めた方が絶対に楽だ!
譜面を見ただけで音が聴こえる人、音を聴いただけで譜面が浮かぶ人。
世の中にはそういう人もたくさんいるわけで、単純にすごいなと思うわけで...。
でも、譜面なんか読めなくたって音楽は出来るんだよね。
歌だって唄えるし、作る事だって出来る。
それを効率よく残すための手段として譜面が発達したんだろうけど、
一人で歌を覚える分には必要ないといえば必要ない。
正直、譜面が読めないコンプレックスはある。
音楽をやってながら、音楽を何も知らないってコンプレックスはある。
何も知らなくても出来ちゃうのが良いところなんだけどね。
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