その楽曲は僕の趣味ではなかった。
ずばりフォークソングで、吉田拓郎とかが作りそうな・・・
いや、作らないだろうけど・・・僕の勝手なイメージはそんな感じだった。
それはK&Kコラボ用ストック曲の中の1曲だった。
楽曲はとても良くできていて、単に僕の趣味じゃないってだけだった。
僕はその楽曲にピッタリの詞を書いた。
もちろん、唄ったよ。
とても上手く唄ってるとは言えない出来だったけどね。(笑)
まぁ~感じは出てたとは思うけど、ヘタッピだった。
こういう歌は慣れてなかったんだ。
でもね、詞はとても良い感じだった。
時々、これいい~な!NonStopMusicStation!!(24時間ネットラジオ)で
リクエストが来てたんで、この歌はリクエストボタンを押すほどなのかな?と
正直なところ思ってたんだよね。
「ほろ酔い気分で」って楽曲なんだけどさ。
そんな感じだから、この歌を自分で聴こうなんて思って全然思わなかったのよ。
でもね、最近この歌を聴いてみて、あれ?もしかしたらメチャイイ歌なんじゃないの?
30代以降の人なら、しみじみ聴けちゃうんじゃないの??と、ちょっと思った。
フォーク世代なら、より良く聴けるかもしれないなぁ~とかね。
自分で書いた詞を読んでて、なかなかイイ詞を書くなぁ~と自画自賛。
これで歌がもっとちゃんと唄えてたら言う事なし!なのになぁ~などと思ったりする。
どんな詞かというと、学生時代の親友に久しぶりに会い酒を飲み、
今はいろいろ大変だと言いながら、昔話に花が咲く・・・そんな歌だ。
「ほろ酔い気分で」
時を越えて巡り合う不思議さ
変わらぬ顔がそこにある、変わらぬ話題がある
人には言えない苦労もあるだろう
酒を交わしながら笑う、時を忘れて・・・
あの頃みんなまだ若く
夢や希望を語る事さえ
どこか誇らしく思えてた
それぞれの時を刻み歩んできた
互いの距離を確かめるように
肩の力を抜き笑い飛ばそう
少しくたびれた笑顔とほろ酔い気分で
難しい顔で今を語っても
すぐに思い出話しに笑顔がこぼれる
誰にも言えない悩みもあるだろう
今夜はすべてを忘れて酒を飲もう・・・
あの頃みんなまだ若く
バカげた夢を見る事さえ
どこか誇らしく思えてた
それぞれの時を刻み歩んできた
互いの距離を確かめるように
肩の力を抜き笑い飛ばそう
少しくたびれた笑顔とほろ酔い気分で
ふと見せる深い溜息
何も言わずに酒をつぐ・・・
それぞれの時を刻み歩んできた
互いの距離を確かめるように
肩の力を抜き笑い飛ばそう
少しくたびれた笑顔とほろ酔い気分で
しかし、酒を飲まない僕がこういう詞を書くのも変な話だな。
たぶん、この詞を書く前に学生時代の友人と会ってたんだと思う。
小中高とずっと一緒だった友人と居酒屋でね。
林くんと山田くん・・・だな。(笑)
その時のイメージで、詞を書いたんだと思う。
書いた時より、今読んだ方がすごく良く感じるってのも変な話だな。
アコギ弾き語りにピッタリの歌だよなぁ~これってさっき思ってね。
5年前よりは上手く唄えるとは思うんだけどさ。
苦手なメロディラインである事には違いはないんだけど、
5年前よりは説得力のある唄い方は出来そうな気はしてる。
K&Kコラボは、自分らしくない部分を色んな角度から突かれて、
自分でも意外な詞をたくさん書いて、自分らしくない歌をたくさん唄った。
ここで言う”自分らしくない”ってのは、不本意なって意味じゃないよ。
意外な自分を発見!!ってことだな。
誰もがそうだけど、自分のスタイルという枠に縛られながらやってたからね。
枠からはみ出すのは勇気がいるが、やってみると面白いものさ。
そして、意外な自分の詞が結構好きだったりするのよね。
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