アコースティック音源というかMIDIやループ音源を
使わないで制作した音源を作り始めて10年近く経つ。
初めはアコギのみだった。
当時アコギなんて10年以上手にしてなかったから
リハビリ兼ねてのレコだったね。
数年後には、楽器が少しずつ増えてた。
アコギ、マンドリン、ギターバンジョー、ウクレレ、ウクレレ三線、
ベース、エレピ、ミニアコーディオン、マラカス、シェーカー、タンバリン、
ボンゴ、ブルースハープ、結局吹けなかったポケットサックス・・・。
同時に使う楽器は多くても4~6種類。
たくさんのパートを考えるの大変だし、ゴチャゴチャしちゃうからね。
それにキーやコード進行によっては、バンザイしちゃう楽器があるんだよ。
楽器はどれも得意ではないからね。
10年やってればヘタなりに良くなるものだ。
その昔、25年以上前はそれが普通だった。
ドラムマシーンだけは使ってたけどね。
自分で演奏しなくちゃならなかったから、上手になんて出来ないんだよね。
こんな風にしたい!と思っても、こんな風に弾く技術がない。(笑)
2000年にDTMを購入した時は眼から鱗だった。
なんだよ!ちゃんと打ち込めば完璧に演奏してくれるじゃん!!
絶対ムリ!って思ってたあんな風なのも出来るじゃん!!
と夢中になったが、実際は打ち込みテクが必要で非常に難しい。
これは自分には無理だと判断して、結構長い間、
小竹氏のような腕の立つクリエイターと組んで音源を制作していた。
それはそれは素晴らしいサウンドの音源なのよ。
でも、当時既に4年くらい一緒にやってたからさ。
いつまでも小竹氏頼りじゃイカンよなぁ~と始めたのがアコースティック音源。
アコギシリーズと言ってた音源。
小竹氏の打ち込みを聴いてると自分で打ち込みは無理!って思うわけ。
そんだけクオリティの差があるんだよ。
弾き語りベースの超シンプル伴奏で唄う。
いろんな楽器を入れてアンサンブルを楽しむのもアリだけど、
基本は超シンプル伴奏で唄う!だよね。
気がついたら、すっかり年も取って、アコースティックの方が心地よく
そして似合う年齢になっててさ~。
あぁ~10年前に始めてて良かったなと思ったりなんかする。
PR