今日はちょっと変わった作品を紹介しよう。
SigilProjectのWAJINさんが作編曲した楽曲に
僕がリーディング（詩の朗読）と歌を組み合わせた風変わりな作品だ。
リーディング作品は結構やっていて、いろいろ試しているのだが、
これはコミカルな感じも上手く出てると思う。
リーディングをしてるアーティスト自体少ないし、
リーディング作品を聴いた事ない人も多いと思う。
リーディングは基本的にBGMに乗せた詩の朗読・・・と思ってくれてイイ。
ただの朗読ではつまらないんで、いろいろアイディアをぶちこんで
少し音楽的要素を入れつつ、面白い事が出来たらなぁ～ってのが僕のスタイル。
「スクランブル交差点」は、非常にコミカルな部分もあって気に入っている。
リーディングっぽくないところも気に入っている。
2002年にSigilProjectのWAJINとのコラボレーションとして音源制作。
「スクランブル交差点」
人は次から次へと流れていく
僕は交差点の真中に立ち一人それを見ている
時々誰かが僕の肩にぶつかる
振り向くと何事もなかったように行ってしまう
何故ならみんな次の場所へ急いでいるからだ
言葉を交わす暇もありゃしない
実際、僕は誰かと話しこんだ事がない
みんなさっさと行ってしまうからだ
あぁ、誰も僕に気付かない
そうさ、君も僕に気付かない
ただ見つめている僕がいる
君も僕もひとりぼっち
スクランブル交差点で
なんとなく置いて行かれた気分になる
たぶんそれは僕の立っている場所が良くないんだろう
そろそろ信号が赤に変わるのかもしれない
そう言えば人通りが少なくなって来たような気がする
気がつくと僕はこれの繰り返しだ
信号が青になると人がどっと通りすぎ赤になると居なくなる
時々ここに立っている自分がバカみたいだ
いつになったら僕はここを立ち去るのだろう？
あぁ、誰も僕に気付かない
そうさ、君も僕に気付かない
ただ見つめている僕がいる
君も僕もひとりぼっち
スクランブル交差点で
あぁ、誰も僕に気付かない
そうさ、君も僕に気付かない
ただ見つめている僕がいる
君も僕もひとりぼっち
スクランブル交差点で
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