この作品は非常に珍しい作品だったりするわけです。
何故?それは、女性詞で綴られているから・・・。(爆)
僕が女性詞を書くって超珍しいことなのよ。
だから、僕が女性詞で書いたのは、
Maki「乱れる」とNAO「魂の誘うままに」の2作品と、
谷口朝美さんに作詞を頼まれて書いた「テレフォン」の計3作品だけ。
当然、全部女性が唄ってるのよね。
じゃ~何故?この作品は女性詞で書いて、尚且つ自分で唄ってるのか?
僕は基本的に男が女心を唄うっての嫌いなんだ。
男が書いた男側から美化された女性像というか女心って、
悲現実的というか・・・こんなこと想う女いねぇ~よ!って感じでしょ。(笑)
それを聴いてウットリする女は、有り得ない妄想に憧れちゃうわ♪的なのさ。
僕に言わせりゃ、男の方が絶対に女々しい。(爆)
本当は女々しいから”男らしく!”って言葉が存在する。(笑)
ストーカーする奴って圧倒的に男が多いでしょ?
別れないで欲しい・・・やり直したい・・・挙句の果てに涙まで流す男って
意外に多いらしいよ。(笑)
「男はみんな泣くもんだと思ってた・・・」って、Makiが言ってたもん。(爆)
まぁ~それはどうでもイイことなんだけどね。
う~ん、またしても思いっきり脱線してしまった。(笑)
何故?この作品を制作したのか??だったね。
話を元に戻しましょう。
ある時、WAJINさんが僕のヴォーカルトラックで遊んでいたんだ。
遅くしたり速くしたり、ヴォイスチェンジしたりしてね。
面白い~~!!とか言って・・・僕の声で遊ぶなよ!って感じなんだけどさ。
で、女性の声にヴォイスチェンジしたのが妙にウケてね。
じゃ~、女性声にヴォイスチェンジして遊ぼうよ!ってなった。
その遊びのためにWAJINさんが用意した楽曲が「夢」だったのさ。
僕もそのつもりで作詞したので、女性詞にしたわけだ。(笑)
ヴォイスチェンジしやすいように注意して唄ったんだけど、
どうしても上手く変換できない部分があってね。
要するに、この遊びは失敗したんだよ。
僕が女性ヴォーカルとして作品を発表する計画はボツになった。(笑)
でも、この楽曲を捨てるにはあまりにもったいない出来なわけで、
普通に唄って発表する事にしたんだ。
ただし、上手く変換できたパートは女性コーラスとして採用した。
だから、この作品の息ピッタリの女性コーラスは実は僕が唄ってるんだ。
そこに注目しながら聴いて欲しいな。
かなり素敵な歌声なんだよ、マジに・・・聴けばわかると思うけど、ホント!
そういう経緯で出来上がった作品なんで、非常に珍しい作品なのだ。
2002年にSigilProjectのWAJINとのコレボレーションとして音源制作。
是非、聴いてみて欲しい。
「夢」
あなたのことをいつも感じてる
あぁ、抱かれるように
さりげなく響くあなたの優しさ
今、あなたの声が聞こえた気がしたのよ
夢を見ていたの
二つの鼓動が溶け合う
素敵な夢を見た、あなたが傍にいる
あぁ、あの日のように
甘く切ないあなたの言葉
今、あなたの声が聞こえた気がしたのよ
夢を見ていたの
二つの鼓動が溶け合う
ひとりきりあなたの温もりを手探りで探して
そして今夜もあの日の幻抱きしめ...
あなたのことをいつも感じてる
あぁ、抱かれるように
さりげなく響くあなたの優しさ
今、あなたの声が聞こえた気がしたのよ
夢を見ていたの
二つの鼓動が溶け合う夢を
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