実は唄うのがメチャ好きというわけではない。
唄わせろ!唄わせろ!!というタイプではない。
僕の歌を聴け!!どうよ!?上手いだろ!?
な~んて風には思わないのだ。
だから、唄うのが大好きで唄っててとても楽しそうな人を見ると
かな~り羨ましく思ったりする。
制作した作品は聴いて欲しい・・・とは思うけどね。
歌も詞も演奏も全部ひっくるめて、良いと思ってくれると
最高に嬉しく思うわけ。
唄っている行為自体に喜びを感じるタイプじゃないんだな。
僕が唄ってるのは、仕上げるためなのだろう。
自分で作詞した歌を作品として形にするのが好きなだけである。
たぶん・・・そうなんだと自分で思う。
ライブで楽しく唄うなんて感覚はあまり持っていないのだ。
そういう意味で僕はやっぱりヴォーカリストではない。
どうしても自分の作品を問う?的な感覚に襲われるんで
正直、居心地があまり良くない。(笑)
上手い下手以前に作品の出来を問われる感じがしてしまう。
自分の好きな歌をコピーで唄う方が気楽である。
少なくとも楽曲自体は間違いなく素晴らしいことは保証されている。
聴く側も上手い下手以前に楽曲を楽しむことが出来るから
なんとな~く気分的に楽な気がするのである。
実際には、出来の良さを問う?的な感覚を覚えるだろうから
大差ないような気もするんだけどね。(爆)
わかり易く書くと、自分の書いたラヴレターを朗読するのと
他人の書いたラヴレターを朗読するの、どっちが気楽?って感じかな。
朗読の上手さ以前に、恥ずかしさを克服しなくちゃいけないでしょ?
別に自分の歌を唄うのは恥ずかしくはないんだけどさ。
始めたばかりの頃は死ぬほど恥ずかしかったけども・・・。(笑)
すごく複雑な心境になっちゃうわけさ。
もっとノーテンキに楽しめるとイイんだけど・・・と、いつも思う。
作品を制作する行為は、他人は関係ないのよね。
自分自身に没頭する感じだし、発表した時点で終了するからさ。
後は勝手に評価してよって感じだからね。
評価されれば素直に嬉しいし、評価されなかったら次の作品で
リベンジだなって思うだけだから。
自分の中で完結しちゃうから気楽っちゃ~気楽なのだ。
自分が納得できるまで何度でも唄い直せるしさ。(笑)
僕が唄うのは自分の言葉と声で作品に仕上げたいからなんだ。
ちょっとそんな気がする今日この頃・・・。
ライブで唄うのは・・・よくわからない。
やっぱり自分を問う?って感じだよね。
だから、ウケないと・・・自分が完全否定された気分になるな。
これ、結構キツイっす。(笑)
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