今はもう気にする事はなくなった試聴数、DL数、ランキング・・・。
気にしないというのはウソだけど、それほど重要には思っていない。
聴いてもらってナンボのネット配信なんで、
より多くの人に聴いて欲しい・・・とは常に思ってはいるけどね。
ネット配信を始めた頃(今から約7年前)、なかなか聴いてもらえなかった。
「インディアンの羽飾り」だけだったな、聴いてもらえたのはね。
約1年間、ロックバラード部門でDL数1位をキープしてたからさ。(笑)
ロックバラード部門って人気なかったのよ。(爆)
それ以外は、ボロ負けだった。
Muzieの前身MyMelody時代の話ね。
今でも、ロックバラード部門のDL数では17番目、試聴数では12番目
投票数では6番目・・・5年前の発表した歌のわりにがんばってる?
いや、ロックバラード部門が超人気のないジャンルってだけだね。
何故なら、DL数1413、試聴数1404、投票数256しかないから。
ポップス部門だとこんな数字は屁みたいなもん。(笑)
NextMusicの前身MP3-Tokyoに登録した時も
誰も聴いてくれなくて、ひたすらめげた。
誰もKin'sRooなんて知らないんだから、仕方がない。
知らないアーティストの楽曲を聴こうと思う??
余程の偶然か、何かの間違いで試聴する以外考えられない。
毎日、100曲以上発表されてる中で、
自分が発表した曲を聴いてもらうためには、
何か特別なことでもしないと絶対に無理だって思ったね。
①恥も外聞もなく、とにかく宣伝しまくる!試聴の押し売りをする!!
②友達たくさん作って、その人達に聴いてもらう。
③興味を惹くタイトルを付ける、どんな曲かな?と試聴させるようなね。
④とにかく名前を露出する!!あれ?この名前知ってる!と思わせる。
などなど・・・。(爆)
でも、実際には・・・
①は、どうもそういうのは好きじゃないし・・・(笑)
②は、友達なんてそうそういないし・・・できないし・・・(爆)
③は、惹き付けるタイトルって!?そんなんわかるかい!!
④は、どうやって??どうすりゃイイのさ!?
ってな感じ。
音源の良し悪しってそれほど問題じゃないんだよね。
そりゃ~良い音源の方が絶対有利なんだけど、
良い音源だからDLされるわけじゃない。
それが現実!!
だから、他の音源に負けてないのに何故?僕の音源はDLされないの!?
って心境に誰もがなるわけだ。
ネット配信では、試聴数、DL数がひとつの評価の目安でしょ。
人気ある!なし!の目安よね。
僕の感覚では、試聴数、DL数を稼いでる奴はエライ!!(笑)
作品のクオリティなんて関係なくエライ!!(爆)
DL数を稼いでるという事は人気があるという事だ。
人気を得るための特別な何かを持っているという事なのだ。
超可愛いとか、非常にマメとか、必ず人気の秘密ってあるんだよ。
コニュニティ作りが非常に上手い!とか・・・。
ファンがたくさんいるという事は魅力があるって事なのだ。
それって評価に値すると僕は思うのよね。
もちろん、素晴らしい音源で、ファンも当然のようにたくさんいる、
そんな人もたくさん存在してるはず・・・。
それから、配信サイトのリコメンドも評価のひとつだよね。
完全なる第三者のリコメンドに選ばれることはとても嬉しいことだ。
その音楽配信サイトのポリシーに基いたリコメンドって、
どんな基準なの!?って疑問も少しは湧くが評価には違いない。
僕はリコメンドされることを趣味(笑)としている。
だから何?とか思う事もあるけど、第三者の評価は必要だ。
こっちの制作意欲も湧くというものだ。
それなりに影響力のあるサイトにピックアップされることも
いろんな意味で宣伝になり助かる。
誰もが見ているサイトに名前が露出されるという事はとても重要だ。
名前を知ってる、見た事があるってのはポイント高いのよ。
新曲が出てたとして、知ってる名前だとちょっと試聴してみようかな?
って気になる可能性があるからだ。
知らない名前だとスルーしちゃうからね。
選挙と同じで、名前を知ってるってだけでチョイスする可能性が上がる。
僕の場合もA.R.Tでやってたウィークリーウォッチでピックアップされた事が
その後の活動に大きく影響したからね。
あれ、僕のターニングポイントだったと思うしさ。(笑)
いろんな意味で流れが大きくかわって、僕はその流れに飛びついたもん。
ここで名前を売らないで、どこで売る!!みたいなね。(爆)
名前を露出するために必死だったのだけは覚えてる。
楽しいからやってたんだけど、半年で40作品こなしたからね。
今はもう絶対できない・・・それが出来る環境が僕にはあったって事だ。
タイミングが良かったって事だね。
もし、それがなかったらネット配信はやめてたと思う。
自分でDTMをやり続けるパワーもなかったし、
丁度、バンド活動を再開してて、そっち一本で走ってたと思うもん。
両方同時に出来たことは僕にはラッキーだった。
バンド引き連れて、東京までライブしに行けたのも両方やってたからだしさ。
そういう流れに乗れたことは、良かったと思ってる。
その手の流れは常に流動的て、いつまでも流れに乗れてるわけじゃない。
時代はどんどん変わり、新しい人がどんどん現れる。
若い才能は素晴らしく、本来ガキだと思う年齢のアーティストに嫉妬する。
クソ~~!やられた!!ってマジに思うし、イヤになってしまう。(笑)
そして、ちょっと嬉しく感じてしまったりする。
若いのにスゲ~よ!負けたよ!!ってね。
才能ある若い人の音楽を知ることは楽しいものだ。
刺激になるし、面白いね。
今はどうウケるか?とか、どうやって名前を売ろうか?とか、
そういう事はどうでも良い事のひとつになっている。
禁竹音工房などは、自分達の好きなスタイルで自由気ままにやってる。
ジャンルに対するこだわりなども基本的に無い。
思いつくままだ。
面白いかどうかで動いている。
だから、楽しくやれている。
僕はもうそれで充分なのさ。
もう、僕の評価は大きく変わらない。
もちろん、作品毎に前作を上回るクオリティを目指してる。
変わらない自分でいるためには常に変化し続けなければいけないからだ。
若くて才能がある人は、たくさん蠢いている。
そして、その多くは埋もれたまま迷っている。
有名になりたい!とか、売れたい!!とか、そういうんじゃなくて、
評価されたい!!って思ってるんだ。
そう、誰かにちゃんと評価されたい!って思ってる。
ひとつの評価が流れを変える事だってあるからね。
興味を惹かれるのは、やっぱり個性的で独特な何かを表現してる人。
もしくは、変態じみたサウンド(笑)を平然とやってのける人。
クセのある人にはちょっと惹かれるね。
流れが来たら、何でもイイから飛びついて名前を売れ!!
とにかく露出しろ!!自分はここにいる!と宣言しよう。
きっと何かが変わる・・・に違いない。
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